すっかりコートが手放せない季節と思いきや、たまにぽっかり日が差して少し気が抜けるような暖かい日もあったりと、体調を崩さずに師走を乗り切りたいところです。
さて、分身ロボットカフェDAWNの第二期パイロットの2名から、カフェパイロットの体験レポートを寄稿いただきました。
あかねさんの体験レポート
第二期パイロットである髙橋茜さんから体験レポートをいただきました。
あかねさんは、パイロットの中でも数少ないお客様としても分身ロボットカフェを体験いただきました。
あかねさんの体験レポートはこちら。
カフェの開催期間中は本当に刺激に満ちた生活だった。
普段の生活では話すことのない人たちとたくさん話せて楽しかった。
他のテレワークをしたことがないため比較ができないが、会場スタッフとのやりとりや接客、お客様とのお話など、人とコミュニケーションを取っている感覚がはっきりあった。 また、チャットやSNSで他のパイロットと交流できるのもとても楽しかった。
大学を卒業して就職した友人を見ていて一番羨ましかったことは同期の存在で、私も仕事で知り合った人とのコミュニケーションを取りたい、と思っていた。それが在宅のまま叶ったといえるので、すごく嬉しかった。
表現が難しいが、友達がほしい、というのとも少し違って、例えば出勤した時に挨拶する相手がいる喜び、とでも言えばいいのだろうか。他のテレワークではあまり味わえない感覚かもしれない。
レポートの中でも「他のテレワークではあまり味わえない感覚」と表現されていたところに、OriHime活用の魅力が備わっているのかもしれません。
ひろとくんの体験レポート
また、竹久洋人くんからも体験レポートをいただいたので、紹介させていただきます。
ひろとくんはカフェ期間が終わった後も、OriHimeサッカーの取り組みにも参加していただき、遠隔地にいながらパイロット仲間とロボット越しにぶつかり合いのサッカーに興じて楽しんでもらっています。
ひろとくんの体験レポートは以下です。どうぞお読みください。
人生で初めての仕事をさせていただきました。
初日はかなり緊張していて、頂いた接客マニュアルをひたすら見返していました。
最初から声が聞こえないなどのトラブルもありましたが、スタッフの方々や家族、学校の先生、そして何より、お客さんが喜んでいる姿のおかげでリラックスして、楽しく接客することができ、心から感謝しています。
高校3年生で、一度も仕事をしたことがない僕が仕事ができるのか、顔が見えなくて遠くにいてもちゃんと話せるのか、という心配がありましたが、お客さんの喜んでいる姿を見て一瞬にして不安がなくなりました。
これからも、新しい体験に一生懸命取り組み、不安になることがあっても相手の喜んでいる姿を見れるように努力して、乗り越えていきたいです。
初めて働くということをOriHimeで体験いただき、楽しく接客できたことを綴ってくださいました。そして、この経験を生かして、次なる目標を打ち立てる前向きな意気込みを、短くともしっかりと書かれており、若さに込められたエネルギーを感じます。
奇しくも、2019年の流行語大賞にOne teamが選ばれましたが、パイロット仲間、スタッフの方々や家族、学校の先生、そして、お客さん含めたOne teamで分身ロボットカフェは乗り越えてきたんだなと思います。
オリィ研究所は、今後もひろとくんと社会をつなぐ取り組みにスクラム組んでトライしていきたいと思います。
現在、パイロットを募集しております。より多くの検証を実現するために広く募集しております。応募締め切りは2019年12月末までとなっております。
【テストパイロット応募要項】
1. 年齢18歳以上
2. 病気、怪我、介護、住む地域などの理由で外出が困難
3. 正規雇用、パート、アルバイト問わず就労の意思がある
4. PCを普段から使い慣れている(ワード、エクセル、SNS程度はできる)
5. 新しい事や挑戦が好きで、社交的な方