ロボットで農業体験!高知の田んぼで風にそよぐ稲を東京で見る!

場所は高知県香南市にある水田。

6月の水田で水管理を行う様子をOriHimeで見てもらうため、東京の方を水田に案内しました。

水管理って何?

4月5日の田植えの後、水管理といって稲の生育の状態に応じて水田に水がちゃんと入っているかを確認したり、どこかに穴があいて水が抜けていないか、毎日見回る作業をしています。

風にそよぐ稲!

「田んぼにいるとほんとに空が広いねー。」

「稲が風でそよいでるの見える?」

「見える見える―。」

水を感じる!

「何をするの?」

「田んぼにね、水路から水が入るようにふさいでた堰(せき)を外してるの。」

「ひび割れた田んぼに水がどんどん入っていくんだね。」

「そう、水がちょうど入ったらまた水を止めに戻ってくるんだよ。」

OriHimeごしに田んぼの水管理の体験した暁子さんからは次のようにコメントいただきました。

「一緒に田んぼに連れて行ってもらって、本当に周りを見ているような気がしました。

水を張った田んぼの匂いや初夏の風まで感じられるような、不思議な感覚でした。

これは、OriHimeが見回すことができたり、手振りで伝えたりと自分の意思でする動きと、フィードバックで入ってくる映像や声がリアルタイムで連動しているからだと思いました。”そこにいる感”が凄かったです。」

最後に二人で、はいチーズ。

まとめ

毎日食べているお米だけど、水稲栽培といっても田植えと稲刈りぐらいしか知らない人がほとんどかも知れません。でも、稲作を行なっている農家は、水管理、生育調整、倒伏軽減など、様々な作業を行うことで美味しいお米を生産しているのです。

OriHimeがあれば同じ目線で水稲栽培の作業に立ち会うことができます。

水路の水、田んぼに入る水の流れ、田んぼで風にそよぐ稲、田んぼの日常を自分の意思で見渡すことができるので、一緒にお米を作っていることを実感できるんです。