OriHimeトラベルで生まれた奇跡の風景画

鎌倉旅行イベントにOriHimeを同行し、旅行気分を味わってもらう取り組みを行いました。
OriHimeで同行した榊さんは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のため、病院のベッドからの参加です。
視線で分身ロボットを操り、寺社巡りを実体験いただきました。
鎌倉散策は天気もよく、観光客の喧噪も聞こえ、臨場感があったと大変喜んでおられました。
榊さんは、腕に覚えのある絵画も、右手から左手、そのうち口で筆を持つようになり、現在は視線で絵を描くことで色々なものを描かれています。
この旅行では、海に行ったり、長谷寺を散歩して気分を良くした榊さんは、のちに1つの風景画を描かれます。
その絵画をみて、関係者一堂は目を奪われました。
その時にOriHime eyeを使って、視線入力にのみで描かれた絵画がこちら。

実際の風景を写した写真がこちら。

いかがでしょうか?
建物一軒一軒の書き込みの多さ、色彩の正確さもさることながら、一度としてとどまることのない雲を、写実的に見事に描かれたのです。
榊さんが描いた絵がポストカードになりました
上記に掲載の風景画は含まれていませんが、どの絵も榊さんによって描かれた絵となります。
