県立横浜南養護学校、OriHimeで授業参加

学校同士の交流にOriHimeを使うことができるか?

学校同士の交流に実際に実証試験として取り組んだ事例をご紹介します。

児童・生徒同士の交流にOriHime

県立横浜南養護学校の取り組みで、他校に置いた小型ロボットをタブレット端末で遠隔操作し、児童生徒同士が交流を図る試みがなされました。
OriHimeを利用することで授業への参加意識が高まるだけでなく、指一本で動かせるため、意思を表現するのが困難な重度障害児にも有効と考えられたため、ご採用いただきました。

音楽との親和性が高いOriHimeだからできる音楽授業の遠隔交流

「今日は皆で歌を歌いましょう」という呼びかけで始まった音楽の授業に参加したのは、県立こども医療センターに併設されている横浜南養護の重症心身障害(重心)部門の中高生八人。インターネットでつながったパソコンの画面を通して金沢養護学校氷取沢分教室(磯子区)高等部の音楽の授業に参加していただきました。

 両校の生徒がそれぞれ歌を披露した後、横浜南養護の男子生徒(14)が付添の教諭の手助けを得ながら、タブレット端末を操作。すると、分教室に置かれたOriHimeで拍手をしたり、手を振ったりし、両校の生徒らから歓声が上がったということです。

ネット接続だけではなくOriHimeを採用に至った動機

横浜南養護は二年前、同医療センターの病室から出られない児童生徒も参加できるようにと、ネットで教室とをつないだ授業を開始。さらに、「もっと参加意識を高めたい」(岡本克己副校長)として分身ロボットOriHimeの試験導入を決められました。「重心の子も、タブレット端末を使えば簡単に動かせるOriHimeなら意思や感情を表現できる」との考えもあったとのことです。

 教諭にも好評で、「一体感が生まれる」といった声があったほか、OriHimeを持って分教室を訪れた教諭は「マイクに向かって話すネット中継と違いOriHimeに話し掛けるので、生徒がそこにいる感じがする」と話していただきました。

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